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エンジンオイル交換ってなぜ必要か知ってますか?

はじめに

他のブログにも多々例えられていますが、車にとってエンジンオイルは、人間の血液に例えられます。しかし、エンジンオイルは自浄機能は有さない為、交換が必要です。

なぜエンジンオイルって交換しなければいけないの?って聞かれたりすることがあります。そこで今回この記事では分かりにくいエンジンオイルの重要性と交換頻度について簡単にご紹介します。

エンジンオイル交換の重要

先程も例えた通りエンジンオイルは、人間の血液と同じでサラサラの状態を維持することで、目詰まりなく、エンジン内部の各機関を正常に動かしてくれます。

一方で、食生活に偏りがあったりすると人間の血液がドロドロになるのと同じで、エンジンオイルの交換を怠ると、ドロドロになってしまいます。 古くなったエンジンオイルをそのまま使用し続けると、オイル内に溜まった汚れ(スラッジ)がど蓄積し劣化していき、潤滑作用などの不具合が生じます。

参考の画像を紹介します

画像:トヨタHP

上記の様にエンジンオイルは劣化とともに黒く(写真中央)なり、エンジンオイルを交換せずに使用し続けると右の写真の様に汚れ(スラッジ)が蓄積します。

オイル交換を怠ると発生する事と役割

交換をしないと、以下のようなトラブルの原因になります。

  1. 燃費が悪くなる
  2. 車の寿命短縮
  3. エンジンオイルが減る
  4. エンジンの故障

1.燃費悪化

高速で回るエンジン内の動きを滑らかにする為に、エンジンオイルが用いられています。この「潤滑作用」、徐々に劣化していきます。潤滑作用が落ちると、エンジンにかかる負荷が増し、エネルギーロスが発生します。エンジンを動かす為に、より多くのガソリンを消費するのです。つまり、燃費が悪化し、本来の能力を出せなくなり、結果、ガソリン代が高くなります。

2.車の寿命短縮

エンジンオイルには「洗浄作用」があり、エンジン内の不純物を取り除いてくれる効果があります。エンジンオイルが黒くなるのは、この清浄性能によるものです。オイルの洗浄能力には限りがあり、走行距離にして3,000-5,000kmです。従い、交換を怠ると、エンジン内の不純物を取り除けなくなり、エンジンが劣化し、クルマの寿命が短くなるのです。

3.エンジンオイルの減少

エンジンオイルは気密性が維持されたエンジン内部を循環しており、基本的には減らないように設計されています。しかし、長期間使用することでパーツが摩耗し、エンジン内部の気密性が弱まるため、エンジンオイルは少しずつ減っていきます。

エンジンオイルの交換を怠ると潤滑性能が落ち、エンジン内部の金属が摩耗し、摩耗した金属の隙間からエンジン内部に入り、エンジンオイルの減少につながります。

4.エンジン故障

最悪のパターンとして、エンジンそのものが故障することもあります。この場合の修理代は高額で、走行中に車が止まると重大な事故に繋がるので要注意です。

エンジン故障ほどの重症が起こる際には、事前にエンジンの異音等症状や兆候が出ていることが多いです。取り返がつかなくなる前に一度整備工場にご連絡してください。

役割について

エンジンオイルの役割について簡潔にまとめます。

  1. 潤滑作用
  2. 冷却作用
  3. 緩衝作用
  4. 防腐作用
  5. 密封作用
  6. 洗浄作用

などがあります

オイル交換の適切な頻度は5,000Km 又は 半年

エンジンオイルの適正な交換頻度は【走行距離】【使用頻度】に関わらず【3,000〜5,000km】または【半年】で交換して下さい。使用状況により交換走行距離は変わります。

当社の使用するエンジンオイルはWAKO’S EX-CRUIZE SPECIAL 5W-30になります。

2022年2月1日よりエンジンオイルの原材料高騰により価格が変更になり、税込¥1,320円/ℓになります。(価格は1ℓあたりの価格になり、車種により使用するオイルの量が異なります。)

お車のことで何かありましたら、お気軽にご連絡下さい!